続・JR福知山線脱線事故
昨夜から一夜明けて死者91名、負傷者456名。乗車していた乗客の95%負傷するという大惨事となっている。まだ先頭車両とマンションにくの字に巻きついている2両目に乗客が取り残されていると思われる。
解析が進むにつれて
- 当初は一つ手前の伊丹駅で8mオーバーランしたと言われていたが実際は2両分の40mだった。伊丹駅を発車後、運転手は車掌に「過少申告ができないか?」と相談。その結果、8メートルオーバーランしたという虚偽報告をした。
- 兵庫県警・国土交通省の鉄道事故調査委員会が前から5両目の運転台脇に設置されているモニタを回収し運転データを解析した結果、脱線直前の事故は時速108㌔だったといわれている。現場のカーブ(R300)の制限速度は70㌔。脱線した段階で少なくとも通常の1.5倍の速度が出ていた。この電車が仮に尼崎に定刻どおりに到着していたなら、9時20分発の新快速、さらにはその3分後に大阪行の電車がありその電車に高見運転士は間に合わせたかったと思われる。
実態
判っていること
- 長期に渡っての勤務から外す
- ボーナスカット
- 就業規則の写し
- 草むしり等の雑用
最終的には「次に違反したら運転士をやめます」のような決意書を書かされた数多くの運転士を見ているとJR西日本の関係者は述べている。